PUMA(プーマ)のサッカーユニフォームは、供給先の入れ替わりが多いブランドです。だからこそ「どのクラブにいつ供給していたか」が分かれば、年代はかなり正確に絞れます。イタリア代表の約20年、マンチェスター・シティやアーセナルへの近年の供給、そして1997年のJリーグ解禁。この記事では、当店の実績11枚をもとにPUMA製シャツの見分け方を整理します。
PUMAのユニフォームは買取対象になりますか?
対象です。当店の公開実績のうち11枚がPUMA製です。アーセナル2014-15ホームの2,500円、マンチェスター・シティ2022-23の3,000円、ドルトムントの3枚(2,000〜3,000円)、イタリア代表の2枚などをお買い取りしてきました。
PUMAはadidasやNIKEに比べると1クラブあたりの供給期間が短いことが多く、「PUMA製である」こと自体が年代を絞る強い手がかりになります。ここがこのブランドの査定の面白いところです。
供給期間からどう年代を絞りますか?
下の表のとおり、クラブとの組み合わせで期間が限定されます。
| チーム | PUMAの供給期間 | 判定に使える組み合わせ |
|---|---|---|
| アーセナル | 2014年〜2019年 | PUMA×アーセナル=この5年に限定 |
| マンチェスター・シティ | 2019年〜現在 | PUMA×シティ=2019年以降で確定 |
| イタリア代表 | 2003年頃〜2022年 | 約20年間。大会パッチでさらに絞る |
| トッテナム | 2006年〜2012年 | PUMA×トッテナム=この6年に限定 |
| ドルトムント | 2012年〜現在 | 胸スポンサーの変遷でさらに絞る |
| マルセイユ | 2018年〜現在 | 当店実績は2019-20 |
| Jリーグ | 1997年の自由化で解禁4社の一つ | ミズノ・adidas・UMBROと並ぶ |
たとえばPUMAロゴの入ったアーセナルのシャツは、それだけで2014-15〜2018-19の5シーズンに絞れます。そこから胸・袖・タグで1シーズンまで特定していきます。逆にPUMAロゴ入りの2010年のアーセナル、という組み合わせは公式には存在しません(当時はNIKE)。

供給表の使い方をひとつ補足すると、シーズンをまたぐ切り替え(例: 2019年夏のシティ)では、同じ年の前半と後半でブランドが違うことがあります。「何年に買ったか」の記憶とロゴが食い違う場合、その境目のシーズンである可能性が高い、というのも判定のヒントになります。
イタリア代表のPUMAはどう見分けますか?
約20年と長いため、大会と星で絞ります。イタリア代表は2003年頃からPUMAが供給し、2006年のワールドカップ優勝もPUMAのシャツで戦いました。2006年の優勝で星が4つになったため、星の数が3つなら2006年以前、4つなら2006年夏以降という分け方ができます。
当店ではイタリア代表2003-04(999円)と2014(2,000円)の実績があります。2003-04はPUMA期のごく初期、青の発色と細身のシルエットが特徴のモデルです。EUROやワールドカップの大会パッチが付いていれば、そのシーズンでほぼ確定します。

当店の実績を一覧で見られますか?
主要なものを表にまとめました。1枚ごとの写真はPUMAの買取実績一覧で公開しています。
| モデル | 年代 | 買取実績 |
|---|---|---|
| マンチェスター・シティ | 2022-23 | 3,000円 |
| ドルトムント アウェイ/ホーム | 2019-20/2021-22 | 各3,000円 |
| アーセナル ホーム | 2014-15 | 2,500円 |
| マルセイユ | 2019-20 | 2,500円 |
| イタリア代表 | 2014 | 2,000円 |
| カメルーン代表 ホーム | 2012-14 | 1,500円 |
| イタリア代表 | 2003-04 | 999円 |
PUMAの実績は2010年代以降が中心で、2,000〜3,000円の帯に集まっています。今後評価が動きそうなのは、供給期間が短かった組み合わせ——アーセナルの5年、トッテナムの6年など——です。期間限定の組み合わせは、あとから探すと見つけにくいカテゴリになっていきます。
ドルトムントのPUMAはどう見分けますか?
PUMAの供給は2012年からなので、それ以前のモデルとはまず供給元で区別できます。当店ではPUMA期のドルトムントを3枚(2016-17・2019-20アウェイ・2021-22、2,000〜3,000円)お買い取りしています。
黄色と黒という配色は年代を通じて変わらないため、絞り込みは胸スポンサーと袖パッチで行います。香川真司選手の2度目の在籍(2014年〜)はPUMA期にあたるため、KAGAWAのネーム入りPUMA製ドルトムントという組み合わせは日本国内で需要の強いカテゴリです。お持ちの方はぜひ背面の写真をお送りください。
マンチェスター・シティのPUMA期はどう位置づけられますか?
クラブの黄金期と重なった供給として、今後振り返られるカテゴリです。PUMAの供給は2019年からで、ハーランドやデ・ブライネを擁して国内リーグを連覇した時期がまるごと入っています。

当店では2022-23(3,000円)の実績があります。シティは供給元が7社も入れ替わってきたクラブなので、PUMAロゴがあるだけで「2019年以降」と即断できるのが査定上の利点です。シティの供給史全体はマンチェスター・シティのユニフォーム買取で詳述しています。
トッテナムのPUMA期はどう見ますか?
2006年から2012年の6シーズンに限定される、期間の短い組み合わせです。この時期はベイルの1期目在籍(2007年〜)と重なり、彼が左サイドバックからウイングへ変わっていく過程がPUMAのシャツとともにありました。
胸スポンサーはMansion、Autonomyなどが入り、シーズンの絞り込みに使えます。PUMA×トッテナムは「あとから探すと見つけにくい」タイプの組み合わせで、当店でも積極的にお預かりしたいカテゴリです。ベイル期の詳細はベイルのユニフォーム買取をご覧ください。