バティストゥータの背番号は何番でしたか?
フィオレンティーナでは9番、ローマでは18番、アルゼンチン代表でも9番です。背番号が読み取れれば、そのシャツがどのクラブのどの時期のものか、ほぼ確定します。
査定でとくに効くのがローマの18番です。BATISTUTA 18のネーム入りなら、フィオレンティーナ期と混同する余地なく2000年以降と判定できます。逆に紫のシャツに9番が入っていれば、フィオレンティーナ期で確定です。
1995年以前のフィオレンティーナに「固定の9番」はありません
ここは見落とされやすいところです。セリエAで選手ごとの固定背番号制が始まったのは1995-96シーズンからで、それ以前は試合ごとにポジション順で1〜11を割り当てる方式でした。つまりバティストゥータの在籍9年のうち、前半の1991-95は「BATISTUTA 9」という形のシャツが公式には存在しません。
言い換えると、フィオレンティーナのシャツにBATISTUTA 9のマーキングが入っているなら、それは1995-96以降のモデルということになります。Lotto期(1991-93)やUhlsport期(1993-95)のシャツに9番のネームが入っている場合は、後から付けられたマーキングの可能性が高いと考えます。ただし後付けでも買取対象です。剥がさずそのままお送りください。
固定背番号制が始まった年はリーグごとに違います。プレミアリーグが1993-94、ブンデスリーガが1994-95、セリエAとラ・リーガが1995-96、リーグ・アンが1996-97、Jリーグは1997シーズンからです。90年代前半のシャツを見るときの前提として覚えておくと役に立ちます。背番号からの年代判定は背番号から年代を特定する方法で詳しく扱っています。
年代はどうやって見分けますか?
結論としては、ブランドロゴ→胸スポンサー→襟裏タグの順に見れば、在籍9年のどの時期か特定できます。FILAなら1997年以降、Reebokなら1995-97、Uhlsportなら1993-95、Lottoなら1991-93です。
復刻や後年のファンアイテムとの見分けは、洗濯表示の形式と生地の質感で判断します。詳しい手順はタグでの年代判定の解説記事を、レプリカと選手仕様の違いはこちらをご覧ください。
査定ではどこを見ますか?
評価の中心は「プリントの状態」です。GiG・Nintendoのロゴはラバープリントのため、経年で浮きや剥離が出やすく、残り具合がそのまま評価に反映されます。
- 胸プリント──GiG・Nintendoロゴの浮き・剥離の程度
- ネーム&ナンバー──BATISTUTA 9入りは指名需要があります
- タグ──FILA 1926タグ・洗濯表示の残り具合
- 生地──白地アウェイは黄ばみ・変色をとくに確認します
90年代のフィオレンティーナ全般については専門コラムで詳しく解説しています。フィオレンティーナの買取実績一覧、FILA製シャツの一覧もあわせてご覧ください。
状態に不安があっても査定できますか?
できます。プリントの浮きや使用感があっても、モデルが特定できれば現状を基準に査定します。査定前の洗濯はプリント剥離のリスクがあるため、手を加えず現状のまま写真をお送りください。
セリエB時代(1993-94)のモデルはどう評価されますか?
流通量が少ないぶん、探しているコレクターが確実にいるモデルです。1993年の降格後もバティストゥータはクラブに残り、1年でのセリエA復帰を牽引しました。このエピソードゆえに、B時代のシャツは「バティの忠誠の1年」の証として独自の位置を持っています。
年代的にはUhlsport期(1993-95)にあたり、ロゴと当時のスポンサーの組み合わせで特定できます。セリエA復帰後の1994-95はリーグ得点王(26得点)のシーズンで、この前後のモデルもあわせて需要があります。市場に出る数が少ないカテゴリこそ、処分前に一度写真でご確認いただきたいところです。
なぜNintendoスポンサーのシャツは日本で人気なのですか?
「世界的スターが着た紫のシャツの胸に、日本企業のロゴが入っている」という組み合わせの珍しさが理由です。90年代の欧州クラブにはSHARP(マンチェスター・ユナイテッド)、NEC(エバートン)など日本企業がスポンサーに入った例がいくつもあり、その背景は専門記事で詳しく解説しています。
なかでもフィオレンティーナ×任天堂は、バティストゥータの全盛期と重なったこと、紫という色の強さ、そしてゲーム文化との接点から、国内コレクターの間で特別な存在になっています。海外でもBatistuta eraのシャツとして需要があるため、国内外の両方から探されるモデルです。当店がこのカテゴリを得意分野としているのは、実物を継続的に扱い、タグ・プリントの状態判断の基準を持っているためです。
アルゼンチン代表のモデルはどれが人気ですか?
出場した3大会(1994・1998・2002)のうち、お問い合わせが多いのは1994年と1998年のワールドカップモデルです。バティストゥータはこの2大会で連続してハットトリックを達成しており、「W杯2大会連続ハットトリック」という記録とともに語られるシャツになっています。
いずれの大会もadidas製で、水色×白ストライプのホームに背番号9という組み合わせが基本形です。大会イヤーのモデルは復刻も多いため、当時物かどうかは襟裏タグと洗濯表示で確認します。クラブのシャツに比べて実着用の機会が少なかったぶん、状態の良い個体が残りやすいカテゴリでもあります。
ガブリエル・バティストゥータ(参考写真)|写真: Public domain (Wikimedia Commons)
ローマ時代のモデルはどう見分けますか?
いちばん確実な目印は背番号です。ローマでのバティストゥータは18番(9番はモンテッラが着用)。フィオレンティーナ時代の9番とはっきり分かれるため、BATISTUTA 18のネーム入りなら2000年以降のローマ期と即座に特定できます。
2000-01のスクデット獲得時のモデルはKappa製で、エンジのボディに胸スポンサーINA Assitaliaが入ります。優勝メンバーとしてのバティの最後の輝きと重なるモデルのため、ローマファンとバティのコレクター双方から探されています。フィオレンティーナ期ほどの流通量はありませんが、その希少性も含めて査定でご相談いただきたいカテゴリです。
よくあるご質問
Q. Nintendoロゴがないフィオレンティーナも対象ですか?
A. 対象です。Lotto期・Uhlsport期・Reebok期など、90年代の各モデルを査定します。
Q. ローマ時代のバティストゥータのシャツは?
A. 査定対象です。2000-01スクデット期のモデルには一定の需要があります。
Q. アルゼンチン代表のモデルはどの大会が対象ですか?
A. 出場した1994・98・2002年の各大会モデルが対象です。adidas製で、大会イヤーのモデルは需要が高めです。
Q. インテル時代のモデルもありますか?
A. あります。2003年前半の短い在籍のため流通量はごくわずかですが、キャリア最後のセリエAクラブとして査定対象です。
Q. 長袖と半袖で評価は変わりますか?
A. モデルによります。90年代の長袖は半袖より流通が少ないことが多く、同じ状態なら長袖が有利になる場合があります。
ヴィンテージフットボールシャツの査定について
当店では90年代以前のフットボールシャツを中心に、コレクション品として査定・買取しています。写真を送るだけで概算をお伝えします。