ベイルのユニフォームは、背番号がキャリアの段階を示す珍しい選手です。トッテナムに2度在籍し、そのたびに番号が変わっているため、背番号を見ればどの時期のものか判断できます。この記事では、当店が実際に買い取った実物をもとに見分け方を整理します。現行モデルも当時物も同じように査定しています。
ベイルのユニフォームはどれが買取対象になりますか?
トッテナム、レアル・マドリード、ウェールズ代表、LAFCのいずれも対象です。当店でお預かりしたのはトッテナムとレアル・マドリードの2枚でした。
キャリアを整理すると、2007年にサウサンプトンからトッテナムへ加入。2013年9月にレアル・マドリードへ移籍し、2020年9月に1年間の期限付き移籍でトッテナムへ復帰しました。その後レアルに戻り、2022年にロサンゼルスFCへ移籍しています。
ウェールズ代表としても長く主軸を務めた選手で、代表のシャツも査定対象です。
背番号で年代が分かるというのはどういうことですか?
トッテナムでの2度の在籍で背番号が変わっているため、番号がそのまま時期を示します。1期目は左サイドバックから左ウイングへ役割が変わるにつれて番号も変わり、2020年の復帰時には9番を着用しました。
つまりトッテナムのシャツにBALE #9が入っていれば、それは2020-21シーズンのものだと特定できます。7年ぶりの復帰という話題性もあり、コレクターの記憶に残っている1枚です。
当店ではこの2020-21アウェイを4,000円でお買い取りしました。ダークグリーンの地にネオンのアクセントが入ったNIKE製で、袖にはプレミアリーグのパッチが付いています。背面にはBALEの文字と9番が入っていました。

レアル・マドリード時代のモデルはどう見分けますか?
供給元はadidasで一貫しているため、胸スポンサーで判断します。ベイルの在籍期間である2013年から2022年は、ちょうど胸がFly Emiratesに切り替わった直後にあたります。2013年以前のbwin期のシャツであれば、ベイル在籍前ということになります。
当店ではレアル・マドリードの2014-15を1,000円でお買い取りしました。ベイル、クリスティアーノ・ロナウド、クロースが並んだ時期のモデルです。この年はクロースが加入した初年度にあたります。

レアル時代は在籍9年と長く、市場に出回っている量も多いカテゴリです。そのぶん状態がそのまま金額に反映されます。
トッテナム1期目(2007-2013)のモデルはどう見分けますか?
供給元と胸スポンサーの組み合わせで判断します。この時期のトッテナムはPUMAとUnder Armourが供給しており、2012年を境に切り替わりました。胸スポンサーはMansion、続いてAutonomy/Aurasmaで、2013年以降はAIAです。ベイルの1期目はMansionとAutonomyの時期にあたります。カップ戦用にInvestecが入るシャツもありました。
ベイルがトッテナムで爆発的に評価を上げたのは2012-13で、この年はプレミアリーグの年間最優秀選手に選ばれました。1期目の終盤にあたるこのシーズンのモデルは、市場でも記憶されている1枚です。
1期目と2期目を混同しないためのいちばん簡単な方法は、やはり背番号です。復帰時の9番は2020-21シーズンだけの組み合わせなので、これが入っていれば迷う余地がありません。
オーセンティックとレプリカでは評価が変わりますか?
変わります。オーセンティック(選手仕様)のほうが評価は上がります。ただしレプリカが対象外になるわけではなく、当店の実績の多くはレプリカです。
見分け方は生地と縫製にあります。オーセンティックは軽量で体に沿うタイトなシルエット、脇や背中に通気孔やメッシュが配置され、エンブレムは圧着で薄く仕上げられていることが多くなります。レプリカは生地がやや厚めでゆったりしており、エンブレムは刺繍やワッペンで縫い付けられているのが一般的です。
| 項目 | オーセンティック | レプリカ |
|---|---|---|
| 生地 | 軽量・薄手・通気孔やメッシュ | やや厚手 |
| シルエット | 体に沿うタイト | ゆったりめ |
| エンブレム | 圧着で薄く仕上げ | 刺繍やワッペンが多い |
| タグの表記 | Vapor、Match、Authentic 等 | Stadium、Replica 等 |
2020-21のトッテナムはNIKE製なので、タグや商品名に「Vapor」「Match」とあれば選手仕様、「Stadium」とあればレプリカです。判断がつかない場合も、タグの写真を1枚お送りいただければ当店で確認します。
選手が実際に試合で着用した支給品については、当店では真贋を保証できません。証明書があってもその真偽までは判断できないため、その旨をお伝えしたうえで通常のオーセンティックとして査定します。詳しくはレプリカ・オーセンティック・選手支給品は何が違う?をご覧ください。

