メッシのユニフォームは、バルセロナ在籍が17年と長いぶん、同じクラブでも年代の幅が非常に広い選手です。この記事では、当店が実際に買い取った実物をもとに、胸スポンサーから年代を絞る方法と査定で見るポイントを整理します。現行モデルも当時物も同じように査定しています。
メッシのユニフォームはどれが買取対象になりますか?
バルセロナ、パリ・サンジェルマン、インテル・マイアミ、そしてアルゼンチン代表のすべてが対象です。当店でお預かりした6枚も、バルセロナ4枚、パリ・サンジェルマン、アルゼンチン代表という内訳でした。
キャリアを整理すると、2004年にバルセロナでトップチームデビュー。2021年にパリ・サンジェルマンへ移籍し、2023年からインテル・マイアミでプレーしています。アルゼンチン代表としても長く背番号10を背負ってきました。
17年間バルセロナ一筋だったため、「バルサのメッシ」だけで年代の幅が2004年から2021年まであるという点が、他の選手にはない特徴です。
バルセロナのモデルは何を見れば年代が分かりますか?
胸スポンサーがそのまま年代の目印になります。バルセロナは長く胸に企業ロゴを入れない方針を取っていたクラブで、その後の変遷が記録として明確に残っています。
| 時期 | 胸の表示 |
|---|---|
| 2006年〜2011年 | unicef(広告料を受け取るのではなく、クラブ側が寄付する形) |
| 2011年〜2013年 | カタール財団 |
| 2013年〜2017年 | カタール航空 |
| 2017年〜2022年 | 楽天 |
2011年以降、unicefのロゴは背面へ移りました。キット供給元は1998年以降NIKEで一貫しているため、年代を絞る手がかりにはなりません。胸を見るのがいちばん早い方法です。
当店の買取実績ではどのモデルが上に来ていますか?
MESSI #10のネーム入りが入った2012-13と、メッシとネイマールが並んだ2013-14アウェイがともに3,000円で最上位でした。2012-13は胸にカタール財団が入る時期のモデルです。


続いてメッシとグリーズマンが在籍した2020-21が1,999円、MSNと呼ばれたメッシ・スアレス・ネイマールの3トップ期にあたる2016-17が1,000円という結果になっています。
パリ・サンジェルマンでは、メッシ・エムバペ・ネイマールが並んだ2021-22を1,000円でお買い取りしました。アルゼンチン代表では2010年モデルが4,000円で、これはメッシ関連のなかでもっとも大きい実績です。
アルゼンチン代表のモデルはどう見分けますか?
供給元はadidasで一貫しているため、大会パッチとデザインで判断します。水色と白の縦縞という基本形は変わりませんが、縞の太さ、襟の仕様、袖のディテールが年代ごとに違います。
もっとも分かりやすい手がかりは、エンブレム上の星の数です。ワールドカップ優勝回数を示すもので、1978年と1986年の2回優勝を経て長く2つでしたが、2022年カタール大会の優勝以降は3つになりました。星が3つあれば2022年12月以降のモデルだと即座に分かります。
当店ではアルゼンチン代表2010年モデルを4,000円でお買い取りしました。これはメッシ関連でもっとも大きい実績です。南アフリカW杯の時期にあたります。

代表のシャツはクラブものと違い、大会ごとの限定仕様があります。W杯やコパ・アメリカの公式パッチが付いているものは、それ自体が年代を特定する材料になるので、パッチ部分の写真もあわせてお送りください。
オーセンティックとレプリカでは評価が変わりますか?
変わります。オーセンティック(選手仕様)のほうが評価は上がります。ただしレプリカが対象外になるわけではなく、当店の実績の多くはレプリカです。
見分け方は生地と縫製にあります。オーセンティックは軽量で体に沿うタイトなシルエット、脇や背中に通気孔やメッシュが配置され、エンブレムは圧着で薄く仕上げられていることが多くなります。レプリカは生地がやや厚めでゆったりしており、エンブレムは刺繍やワッペンで縫い付けられているのが一般的です。
バルセロナはNIKE製なので、タグや商品名に「Vapor」「Match」といった語が入っていれば選手仕様です。レプリカ側は「Stadium」と表記されます。
選手が実際に試合で着用した支給品については、当店では真贋を保証できません。証明書があってもその真偽までは判断できないため、その旨をお伝えしたうえで通常のオーセンティックとして査定します。詳しくはレプリカ・オーセンティック・選手支給品は何が違う?をご覧ください。

